今日は、毎年伺っている山辺中学校にて2年生に授業をしてきました。
昨年、1年生の時に「誕生学」を聞き、自分の“誕生”については学んだみなさん。
最初に振り返りをしながら、今回は『男性性』『女性性』をテーマにお話してきました。
先生からのご依頼内容(抜粋)
「男女交際に興味を持っている状況。
お互いを尊重し合える交際の大切さや、その反面、交際の際に知っておかなければいけないことなど、
本人たち自身の問題と捉えるように、教えて頂ければと思います。」
妊娠・出産・子育て
一見すると、すべて“女性”にしか担えない役割のように思われますが、本当にそうでしょうか?
授業の中では、実際に出産シーンが盛り込まれているDVDを観ながら、
「男性ができること」・「女性ができること」
を考えてもらいました。
男女分かれてグループごとに話し合ってもらうと、
男子グループからも色んな意見が出ていましたよ。
“性”を与えられて誕生した私たちは、
“異性”の感覚や視点は、意識的に触れていかないと知ることができません。
共に同じ場面を見て、どのように感じたかを言語化し、伝え合うことは、
それぞれの立場に立ち、理解を深めるためのキッカケとなります。
「相手の視界にはいって、励ましてあげること」
出産シーンでの父親の役割について、男子生徒が発表してくれました。
それぞれが、それぞれの立場で、相手を思いやり、行動を起こすこと。
男性と女性。
一組のカップルから誕生する命。
命を育むために、男性と女性がそれぞれが担える役割を知り、
互いを補い合える関係となること。
これは、もしかしたら“結婚”のステージに辿り着く前の、
“恋愛”期間でこそ、
お互いを知るための『コミュニケーション力』を磨くことが出来るのかもしれません。
「付き合う」「カップル」という言葉に、敏感に反応していた中学2年生のみんな。
勉強にも励みつつ、この時期だからこそ楽しめるドキドキ!という感情も、
たくさん味わって欲しいな、と思いました。
山辺中学校の皆さん、ありがとうございました!
またみなさんにお会いできることを楽しみにしています。
◆中学校1年生・2年生・3年生
それぞれの学年に合わせて授業をさせて頂いております。